SONNOX Inflator ってどうなんだろう？
使用感が知りたい！
こんにちは！カトウリョータです。
作編曲家をやっています。
今回は超絶オススメのプラグインSONNOX Inflatorについて書いていきたいと思います。
Contents
SONNOX Inflator ってなに？使うメリットは？
SONNOX Inflatorは簡単にいうとリミッターです。
ですが、いわゆるリミッターとしてよりも「音圧製造機」としての効果が有名です。通称「魔法のツール」なんて呼ばれていたり。
かなり自然に音圧を上げることができるので、本当に重宝しています。
Disclosureをはじめ、Hyperbits・Syenceなど有名なエレクトリックミュージックプロデューサーが使っていることもポイント。
まず音を聴いてみよう
ひとまず音を聴いてみましょう。
SONNOX Inflatorはかなり効果がわかりやすいプラグインです。
動画ではドラム全体にかけてみました。
SONNOX Inflator のパラメータをみていこう
まず各パラメータを見ていきましょう。
直感的に使えるプラグインですが、一度パラメータを確認しておくとさらに効果的に使うことができます。
Effect
このプラグインの効き具合を調整します。
Dry/Wetにちかいイメージだと思います。１００％から始めるのが基本。
Curve
トーンをコントロールできます。
+方向でブライトに、マイナス方向でダークにできます。
こちらは０から始めるのが基本です。
Input
インプットゲインを調整できます。そのまんま。
このパラメータの重要なポイントは、０db以上に上げることでソフトクリップによるサチュレーション効果を得ることができる点です。
めっちゃいい感じにかかるのでオススメ。
３つのスイッチ
真ん中にある３つのスイッチ。
CLIP 0db
ONにすると、０ｄｂをこえてもクリップしません。
ポイントは、ONとOFFで歪み方が変わるという点です。
基本ONで大丈夫ですが、歪み方が気になる時はオンオフして聴き比べてみるといいでしょう。
BAND SPLIT
プラグイン内で３つの帯域に分割してくれます。ちょっとイメージしにくいかもですね。
個人的には帯域が広いトラックにかけるときにオンオフして音を確かめます。
もちろん一概にいえない部分もあるので、実際に聴きくらべてみることをオススメします。
EFFECT IN
エフェクトオンオフのスイッチです。
公式の動画でも、かならずオン・オフして効果を確かめてねと言っていました。
僕もかならず確かめるようにしています。
実際にどう使うの？
ここでは実際の使い方をみていきます。
僕が普段つかってる使用方法を紹介しますね。
①デフォルトの状態からスタート
おすすめのデフォルト状態は
・EFFECT 100%
・CURVE 0
・INPUT/OUTPUT 0db
・CLIP 0db ON
・BAND SPLIT OFF
です。
②CURVEとINPUTを上げ下げして音圧・音色を調整
CURVEでトーンを、INPUTで歪み具合を調整していきます。
音圧も共に変わるので、具合をみながら行ってください、
③OUTPUTで音量調整。BAND SPLITとEFFECT INをオンオフする。
仕上げにBAND SPLITをオンオフしてかかり具合を確認します。ここは耳で判断。
OUTPUTで音量を調節。最後にEFFECT INをオンオフして原音と聴き比べます。
以上がおすすめの使い方です。
SONNOX Inflator まとめ
いかがだったでしょうか？
SONNOX Inflatorは有名プロデューサー/エンジニアがこぞって「秘密兵器」と呼んでいるプラグインです。
気になっている方はチェックしてみてはいかがでしょうか？
それでは！
