Plugin Allianceのおすすめプラグインを知りたいな。
サブスクが有名だけど登録して損しないかな?
こんな疑問に答えます。
- Plugin Allianceでおすすめのプラグイン10選
- Plugin Allianceサブスクのメリット・デメリット
- 結論:めちゃめちゃ使えます
僕は現在プロの作編曲家として仕事をしています。
実績として、日向坂46・Radiofish・神谷浩史・遊助などのアーティストに楽曲提供していたり、
EDM・Future Bassのプロデューサーとして海外レーベルからリリース経験もあります。
こういった背景の僕が、実際に制作でガンガン使っているPlugin Allianceのプラグインを10個に厳選して紹介しますね。
Contents
Plugin Allianceのおすすめプラグイン10選
僕はMegaバンドルをセールのときに契約しました。
個人的には契約してめちゃくちゃよかったです。
Plugin Alliance製品だけでミックスの大部分を仕上げることが可能ですし、
実際仕事でも7割くらいPlugin Alliance製品を使っています。
では早速みていきましょう。
おすすめのEQ
Maag EQ4
超高域をブーストできる「AIR BAND」が有名。
アコギやボーカルに使うとなんとも言えない空気感がでます。
ノブは細かい操作ができません。
ポップなデザインなのに男気があります(笑)
ですがそのどれもがオイシイ帯域に固定されていて、ちょいといじるだけでイイカンジに持ちあがってくれる。
僕はボーカル・アコギ・その他エアリーな感じを強調したい!ってときに使っています。
bx_digital V3
マスタリングに特化したEQ。エンジニアの方もよく使っているイメージです。
そして個人的に好きなのは、
自然に広がってくれる「Stereo Width」と低音を真ん中にまとめてくれる「Mono Maker」がついているところ。
マスターに使うにふさわしい、味付けがすくなく精密なEQ。
かゆいところに手が届くプラグインです。
Dangeruos BAX EQ Master
こちらもマスター用EQ。僕は主に味つけに使っております。
実機もかなり有名で、「音楽的にかかるEQ」なんて言われたりしますね。
見た目(と名前)と違ってほんのりとイイカンジにかかるのが特徴。
音楽的ってなんのこっちゃって最初は思ったものですが(笑)
使ってみるとなるほど~って感じ。
bx_digital V3で整え、BAX EQでエネルギーを足す、みたいな考え方で使いわけています。
おすすめのコンプ
Purple Audio MC-77
いわゆる1176系FETコンプ。
パキッと前に出したいソース(ボーカル・スネアなど)に使っています。
ナナロク系コンプは各社出していますが、
サウンド・音作りのしやすさ・上品な歪み方など、一線を画していると僕は思っています。
ちょうどいいアナログ系コンプがないんだよなーって方にはイチオシ。
bx_townhouse Buss Compressor
かつてジャミロクワイやコールドプレイがレコーディングしたTownhouse Studio。
その今は無きスタジオで使われたSSLバスコンプをエミュレーションしたプラグインです。
SSLバスコンプってあんまりしっくりくるのが無かったのですが、コレは感動しました。
ドラムバスにかけたときのモッチリ感はたまらんの一言。
僕は好きすぎて各種バス・トラックに挿してます(笑)
Shadow HIlls Master Comp Class A
実機100万超えコンプでおなじみ、
Shadow Hills Mastering Compressorの赤ランプのやつです。
ドラムのパラレルコンプでがっつりかけたり、マスターにほんのりかけたりする事が多いです。
普通のバージョンよりパンチが利いているとのことですが、
正確に聴き比べたことがないのでなんとも言えません。
もうあきらかコレでしか出ない音がします。大好きなコンプです。
おすすめのコンソール
SSL Console(4000E・4000G・9000J)
僕はSSLサウンドが大好きなので各社プラグインもミキサーも持っています。
その中でも特に好きなものの一つがPlugin Allianceの「bx_console SSL」シリーズ。
特に最近追加された「SSL 9000 J」はめちゃめちゃ使っています。
SSLならではのハデさがありながらも上品なサウンドで、どんなジャンルにも使いやすい。
僕のテンプレートプロジェクトでは、
はじめから各楽器のバストラックとドラムの各パラトラックに挿してあります。
おすすめのサチュレーション
Black Box Analog Design HG-2
激しくかけてもほんのりかけてもイイカンジになるサチュレーター。
実機はDave Pensadoがマスターにかけたりするみたいですね。
僕はバストラックに使うことが多いです。
Plugin Allianceは他にもいいサチュレーターがたくさんありますが、
今回は一番使用頻度の高いコレをおすすめしておきます。
サチュレーター好きなので、種類が多いとテンション上がります。
おすすめのアンプシュミレータ
Fuchs Overdrive Supreme 50
Plugin Allianceといえばアンプシュミレーターの多さも特徴です。
ラインナップはちょっとマニアックなメーカーが多いのですが、クオリティはかなりもの。
僕が特に好きなのはFuchs Overdrive Supreme 50です。
「Fuchs=フュークス」と読みます。(最近までフッチズって読んでたのはここだけのヒミツ…)
Dumbleという幻の超高級アンプをモデリングしたアンプのシュミレータという、
ギタリスト以外にはポカーンな代物(笑)。
僕はドラマー出身なのでどこのメーカーかまるでわかりませんでした。
でも音はモダンとクラシカルな雰囲気がちょうどよくミックスされていて、めちゃくちゃ使いやすいです。
Ampeg B15N
ベースアンプもいくつかいいのがありますが、中でもAmpeg B15Nはよく使っています。
Ampeg B15Nといえばジェームス・ジェマーソンのモータウンサウンドのイメージ。
でもヴィンテージヴィンテージしすぎず、とてもいいサウンドで鳴ってくれます。
ポップ・ロック・R&Bなど幅広いジャンルに使うことができますよ。
Plugin Allianceのサブスクリプションについて
メリット・デメリット
最後にPlugin Allianceサブスクのメリット・デメリットをまとめます。
メリット
- 全体的にクオリティが高い
- 種類が多い
- 新しいプラグインが随時追加される(追加料金なし)
- 即戦力のシンセ(Thornなど)もついてくる
デメリット
- Pro-Q3のような汎用性の高いEQがない
- リバーブがない
- 選択肢が多すぎて選び疲れしてまう
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はPlugin Alliance製品のなかでも、個人的に使用頻度の高いおすすめプラグインを厳選しました。
他にも使えるプラグインが満載なので、気になるかたは一度試してみるといいかも。
みなさんの制作活動に参考になればうれしいです!
それでは!