音楽家のためになるブックレビュー

アウトプットの百科事典!『アウトプット大全』を読んでの感想

どうもーバケツです!

「 読書やHow to動画を観るのは好きなんだけど、
いまいちアウトプットに繋がらない

「読んだはいいけど内容を覚えていられない

今回は、
そんなモヤモヤを抱えている方にオススメの本

樺沢紫苑:著『アウトプット大全』をレビューしていきます。


学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

ボクはインプットは得意なんだけど、アウトプットって億劫になっちゃうんだよなぁ
気持ちはわかる!でもアウトプットしないと、インプットの意味が無くなっちゃうからね!

著者は医学部を卒業後、イリノイ大学に留学。
現在「日本一、情報発信する医師」と銘打って活動しているそうです。

ぶっちゃけ最初は、
「なんか胡散臭そう
って思ってました(失礼)

ただ読み進めていくと、
内容はきちんとエビデンスのあるものがほとんど。

デザインも見やすいし、良書だなーと思いました!

内容を具体的に見ていきましょう。

CHAPTER-1 アウトプットの基本法則

著者の特に言いたいことが詰まっている章
アウトプットの重要な概念について説明しています。

そもそもアウトプットの定義とはなんでしょうか?

本書では、
アウトプットとは、頭の中の情報を外へ「出力すること」とされています。

話す・書く・行動するなどがコレにあたるわけですね。

アウトプットのメリットは6つあります。

1.記憶に残る
2.
行動が変わる
3.
現実が変わる
4.
自己成長する
5.
楽しい
6.
圧倒的な結果が出る

ウハウハですな!

この章のポイントは

2週間で3回以上アウトプットすると長期記憶に残りやすい

・インプット:アウトプット=3:7=黄金比

・フィードバックは超大事

・アウトプットは人生の成功法則である

こんな具合です。

アウトプットすることで記憶に残りやすくなるのは、数々の研究で実証されています。
そしてアウトプットをしなければ、結局何も変わらないのは自明でありましょう。

これはもうやるっきゃないでしょう!って気持ちにさせてくれます。

CHAPTER-2~4 アウトプットの具体的な方法

CHAPTER2〜4では、80の具体的なアウトプット方法が網羅されています。

・話す
・質問する
・行動する

などスタンダードな方法が多いのですが、
その一つ一つに科学的な根拠と効果的なやり方を説明してくれているのがすごいところ。

特にCHAPTER-4DOはハッとさせられる内容が多かったです。

例えばCHAPTER-4『72−完成させる』では、

私は、「30点を目指して」原稿を書き始めます。〜中略〜正確に言うと、「30点の出来で、とりあえず最後まで書き上げる」ことが重要。とにかく、文章の質は別として、「最後まで完成させる」ことが重要です。

何かを作り始めると、とかく細部にこだわり始めちゃうんですよね。

まず全体の骨組を作ってから肉付けをしていく、という方法はさまざまな方が書籍等でおっしゃっています。

実際にこの方法を音楽に転用させて、作曲して使ってみました。
効率がいい&全体が見えてると精神的に楽ってのがわかりました。

個人的にかなり使える方法だと思います。

CHAPTER-5 アウトプット力のトレーニング方法7

最終章ではアウトプット力のトレーニング方法がまとめられています。

具体的には,

1.日記を書く
2.
健康について記録する
3.
読書感想を書く
4.
情報発信する
5.SNS
に書く
6.
ブログを書く
7.
趣味について書く

といったラインナップ。

わかっちゃいるけどなかなか実践できない内容ですよね。

僕は引き続きブログに書くとと共にSNSにも情報発信してみようと思いました。

まとめ

いざアウトプットや行動を増やそうと思っても、
具体的な方法が分からないと行動できないのが人というもの。

この本はアウトプットに関する具体的な方法やトレーニング法を網羅していて、
『迷った時のアウトプット辞典』として使えるなぁと感じました。

気になった方はご一読をおすすめしますよ!


学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

それでは!