どうも!バケツです!
今回は音楽家の僕がブックレビューもしている、
その訳について書いていこうと思います。
音楽を仕事にするためのスキルを養うのに、
本はとても効率がいいのを知ってほしいから
「本」=「キュレーションサービス」である
「本よりネットで検索した方が早いしお金もかからないじゃん!」
こう思った人は多いかと思います。
しかし、インターネットで何でも情報が手に入る現代においても、本の存在は重要です。
なぜなら、インターネットの情報は、量はあるけど本当に使える情報は少ないからです。
その点、本は出版される段階で著者や編集者など、
何人もの人の手によって「ふるい」にかけられています。
僕たちがわざわざ
「この情報の質は高いのか?低いのか?」
「本当はどれが正解なんだろう?」
と頭を悩ませなくても、
事前に人がやってくれているわけです。
とても効率がいいですよね。
今ではそういった情報選別の役割を「キュレーション(キュレーター)」なんて言います。
本は、「質の高いキュレーションサービス」であるといえます。
そんなとても使えるキュレーションサービスを、
音楽を仕事にしたい人にはぜひ使って欲しい。
というか、僕が駆け出しの頃にそう言ってくれる人に出会いたかった。
音楽を仕事にしたいけど迷っている人を救いたい、というのもおこがましい話ですが、
何かしらの助けになればいいなと思う、ブックレビューを書いています。
音楽を仕事にしたい人に、
「使える本」を知ってほしいから
ですが、気をつけなければいけない点もあります。
本の中でも「使える本」と「使えない(使いづらい)本」があるのです。
情報のキュレーションがされているはずの本ですら、選ばないといけない。
質の良い情報を手に入れるのって、なかなか難しいことなんです。
何を読んだらいいかわからない!という人に、
きちんと使える良本を紹介したい。
僕がブックレビューをする二つ目の理由です。
科学的エビデンスのある本を信じよう
本を選ぶ時のコツを少しだけ。
本を選ぶときに大事なのは、
「科学的なエビデンス=証明」があるかどうかを見ることです。
何やら難しい言葉が出てきましたが大丈夫です。
説明していきますね。
実は世界中でいろいろなテーマで「実験」が行なわれている
僕も初めはまったく知りませんでしたが、
世の中の大学には「研究機関」があり、さまざまな研究が行われています。
例えば、
・行動が「習慣」になるためには、何日間かかるのか?
・成功に必要なのは才能?努力?
・集中力を高めるために必要なことは何なのか?
などのトピックにも、
科学的に信憑性の高い結論が出ていたります。
読むべき・選ぶべき本とは、そういった「科学的エビデンス」を参考にしている本です。
科学的根拠があれば100%効果が出る!というわけではもちろんありません。
ですが、問題が解決する可能性は格段に高くなります。
ちなみに僕はこの事実を、
メンタリストDaiGoさんと「パレオな男」というブログを運営している鈴木祐さんのおかげで知りました。
このお二人には感謝してもしきれません。
音楽の「技術以外」を知りたいときが意外と多い
音楽の技術に関する本はかなりの数が出ていますよね。
「技術」に関しての本は有用なものが多いと思います。
『楽典』をはじめとする、長い歴史の中で生き残っている本はそれだけで価値がありますし。
でも、技術や知識「以外」の悩みの方が深刻だったりしませんか?
例えば、
「スタジオミュージシャンになりたいけど、技術だけ鍛えれば仕事になるんだろうか?
もっと他にすべきことがある気がする・・・」
「バンドで売れたくてライブを月5本以上やっているけど、全然集客できない。どうすれば集客できるようになるんだろう?」
「作曲家になりたくてコンペに挑戦しているけど、気力が続かない。モチベーションを保ついい方法はないだろうか?」
などなど・・・
そんな時に助けになるのは、上記したエビデンスベースドな本。
特に、音楽関係以外の書籍だと僕は思います。
ちなみに、アーティストの成功譚やこうすれば売れる!的な音楽書籍は、
あまり鵜呑みにしないほうがいいです。
理由は別記事に書こうと思っています。
本の内容をさらに自分のものにしたいから
最後の理由は自分のためです。
ブログやYoutubeで解説をしながらまとめると、本の内容が血肉になる感じがします。
実はこれも科学的に認められている学習法の一つ。
ちょっと難しいですが、本を読むのに慣れてきたら「人に教える」ことを前提に本を読むといいですよ。
知識の身につき方が本当に違います。
まとめ
そんなわけで、科学的エビデンスのあるオススメ本や、
これからのクリエイターに必要なビジネス知識の本などを厳選してお届けできればなと思っております!
それではー!